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この技術により作製される高感度電極には、さまざまな用途への応用が期待され、今回の受賞においてiGEM Wasedaチームが提案した無細胞系による物質生産と組み合わせたバイオセンサーでは、不妊治療への応用として、妊娠可能期間を割り出す高感度センサーとしての活用可能性が報告されています。これは、より精度の高い女性ホルモン検出調査を行うことで、今後の、世界的な人口減少・少子化問題への貢献が可能になるとの説明を行ったものです。
なお弊社は、iGEM Wasedaチームの2022年度の活動を協賛企業として支援いたしました。
弊社は、今後も蓄積した成膜技術を応用し、社会貢献・人材の育成支援等に努めてまいります。


(注2) 「iGEM(International Genetically Engineered Machine)」は合成生物学の発展と学部生教育等を目的として2004年に始まった国際的な大会・競技会で、2022年度の大会(iGEM 2022)は2022年10月26日~10月28日を会期としてフランス・パリで開催され、45か国から350チーム以上が参加しました(https://jamboree.igem.org/2022)。